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防水以外の雨漏れの原因とは?
防水以外の雨漏れの原因とは?
一概に雨漏れといっても
・雨が降っていないのに雨漏れする
・雨が降っても、雨漏れするときと、しない時がある
・防水に異常が見当たらない
といった雨漏れの現象の違いや原因がわかりにくい場合が多々ございます。
特にベランダ直下の天井に雨漏れした場合、真っ先に防水屋さんが疑われ、防水施工店だったころは、原因の究明と対応に追われておりました。
しかしながら、上記に当てはまる状態の場合のほとんどが、防水層が原因ではありません。
今回は、多くの雨漏れ現場を見ることで知った、防水以外の不具合による雨漏れの原因についてご説明します。
原因1:結露による雨漏れ
夏や冬のエアコンをフル稼働する時期になるとシミができるといった雨漏れの仕方の場合、疑うのが結露です。冬の場合ベランダは外気で冷やされますが、屋内の天井は暖房で温められます。そのためベランダの床から部屋の天井までの間の空気が結露を起こし、空気中の水分が天井へ落ちることで雨漏れのような現象になります。また、結露が原因の場合、春や秋といった外気との気温差が少ない場合、雨漏れ現象がなくなることがあり「雨漏れ直ったかな?」と思わせることもありますが要注意です。
対策としては、ベランダの床下を断熱材などを充填し空気を極力少なくすること、もしくは通気口などを設け、ベランダの床下の空気を流通させることで結露が防げるようになります。
原因2:納まりの不具合による雨漏れ
建築用語における納まりとは部材の取り合いや取り付け具合、落ち着き具合、仕上がり具合、などを指し、合理的で、きれいな取り合わせになることを、「納まりがよい」と言います。ベランダや外壁周りで「納まりがよい」とは部材の取り付け順序、施工の順序が合理的に施されていることを言います。建築物は通常、屋外にさらされている屋根・外壁・ベランダ・サッシなどは、雨が空から降ってきて地面に流れ落ちるものと想定し、それに耐えられるよう、雨を受け流すように納められています。具体的な施工順序としては、防水した後にサッシ(外断熱工法等の場合は除く)や外壁や水切りが取り付けられていればOKです。しかしながら、稀ではありますが、大工さん・防水屋さん・外壁屋さんの業者間の連携がとれていないと、工事の順序が早い者勝ち状態になってしまい、結果として雨を受け入れてしまう納まりになり、雨漏れさせてしまうことに繋がります。工期短縮のための工事日程の順守も大切だと思いますが、外仕事は天気で左右されるので、余裕を持たせた業者間の連携が取れる工事日程を組むことで、本来の納まりにしましょう。
原因4:笠木・手すりからの雨漏れ
笠木とは手すりやパラペットなどの上部に取り付ける仕上げ材全般を指します。わかりやすく例えると屋上やベランダの壁のための屋根の事です。しとしと降る雨なら問題ないのですが、風と共に降りつけるような降雨の場合この笠木・手すりの隙間から内部に雨が侵入し漏水するときがあります。強風での降雨の時のみ雨漏れする場合は疑うべき場所です。これは笠木・手すりを境界にして外壁の端部・防水の端部となることもあり、防水の不行き届きになる場合があるためです。このような端部こそ、外壁業者・防水業者がお互いに端部を重ねるように防水施工することが大切です。また、笠木・手すりの継ぎ手部分はコーキング処理となりますので、劣化による漏水も起こる場合がございます。コーキングは寿命が短いので数年に1度点検し、場合によっては打ち返すことが必要です。
原因5:排水口・排水管からの雨漏れ
防水層とドレンとの剥離やドレンとパイプが外れた場合などが原因で雨漏れすることがあります。この場合、少雨でも雨漏りする・ドレンの直下の天井より雨漏れが発生するケースが多いです。この場合ドレン選びがとても重要になります。防水によく接着するドレン・パイプとしっかり接続するドレンを選びましょう!
以上がよくある防水層以外の雨漏れの原因のパターンです。もし雨漏れの仕方に特徴があるときは参考にしてみてください。
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