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2019年02月07日

ベランダのドレン(排水口)が小さい事のデメリット

ベランダのドレン(排水口)が小さい事のデメリット

ベランダのドレン(排水口)が小さいとどうなっちゃうの?と思った事はございませんか?
先日「今、建築中のベランダのドレンが小さいような気がするのですが大丈夫ですか?」とご相談の電話がきました。
詳しくお話を伺い、その際は「大丈夫でしょう」と結論付けました。

本ブログでは、ドレンが小さいとどのような問題が発生するのか、ドレンが小さい事によるデメリットについてご説明いたします。

 

 

ドレンが小さいとは?

一概にドレンが小さいといっても、小さいベランダに小さいドレンが付いているのは何の問題もございません。ここで言う「ドレンが小さい」とは、1ヶ所のドレンが受け持つ許容最大屋根面積を超えた場合の事を言います。
例えば、50φの許容最大屋根面積は1ヶ所で67㎡ですが、

ベランダやバルコニーの排水口(ドレン)の口径の選び方について参照https://www.iwata-frp.com/news/1389

80㎡のベランダに対し50φのドレン1ヶ所しか設置されていない場合に「ドレンが小さい」といえます。

 

 

 

ドレンが小さい事により起こる問題

ドレンが小さい事により起こる問題として
・雨水の排出速度が遅くなるため降雨時に水が溜まりやすくなる
・ちょっとしたゴミでも詰りやすくなる
・サッシ(開口部)以上に水が溜まると室内に水が溢れる
などが挙げられます。
要するに、ドレンが小さいと、処理できる排水量が少なく、ゴミが詰り易く、雨漏れしやすくなるということです。

 

 

 

ドレンが小さい時の対応策

大きなドレンを新たに設置し直す事はとても手間がかかるのと同時に漏水の危険も伴います。
そのため、ドレンが小さい時の対応策としてオーバーフロー管の設置が有効です。
オーバーフロー管を設置することで屋内への侵入のリスクを激減することができます。

 

 

 

ドレンが大きすぎる事のデメリット

また、最大許容屋根面積を恐れるあまり、ドレンを大きすぎるものを選ぶと、ベランダに大きな穴があいている状態と同じですので使いにくさを感じてしまう事があると思います。詰りやすい大きなゴミを流してしまったり、必要な物を落としてしまったりと予期せぬ事故が起きる可能性があります。
ドレンの基本的な考え方として、1ヶ所で最大許容屋根面積を超えるドレンを付けるよりも、複数の小さなドレンで最大許容屋根面積を超えた方が安全で使いやすいというのがあります。
是非、屋上・ベランダの広さに見合った大きさのドレンの設置を心がけてください。

 

 

ベランダの大きさにあったドレンが見つかるイワタドレンのFRPドレンはこちら

 

 

 

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